温度計の日
こんにちは(*^▽^*)
今日5月14日は温度計の日。
温度計の日に関する事を少しご紹介させていただきます。
<由来>
◆1686年5月14日が水銀温度計を発明し、華氏温度目盛りに名前を残す
ドイツの物理学者ファーレンハイトの誕生日であることが由来。
※ファーレンハイト氏は華氏温度目盛りの基準を
■氷と食塩の混合温度:0度
■健康な人間の体温:96度
■水が凍る温度:約32度
■水が沸騰する温度:約212度 と定義。
※1960年代まで多くの英語圏の国で華氏温度は
気候、産業、医療における温度の基準となっていた。
メートル法の切り換えに伴い、「摂氏温度」の導入が世界的に進められて
いきました。
■今日では、アメリカ、カナダ、イギリスなど一部の英語圏内において
非化学分野での温度計測において華氏温度が使用されています。
【温度計をうちわで煽いでも温度は変わらない】
◆うちわなどで扇げば当然温度計の温度も下がると思われがちですが、実は
温度計に表示される温度は変わらない。
あくまで室内にある空気を移動させただけです。
☆人間がうちわの風ににあたると涼しさを感じるのは、皮膚の汗が冷やされて
蒸発して、皮膚の温度が下がっているためです。
【温度計に中の赤い液体は何?】
◆最近の温度計にはあまり水銀は使われていない。
理由は、水銀が危険な物質であることと、値段も高価であるため。
最近の赤い液体が使われている液体温度計には、エチルアルコールと呼ばれる
アルコールが使われています。
※エチルアルコールは温度によって熱膨張するため、温度が高くなると赤い液体が
膨張して液体がどんどん上部へと昇っていくのです。
☆温度計を見る事がありましたら、気を付けて観察してみてください。(^O^)/