電気記念日
こんにちは(*^▽^*)
今日は、電気記念日です。
明治11年(1878年)3月25日、グローブ電気と弧光灯によって、
日本で初めて電気の明かりが灯されました。
これを記念し、昭和2年(1927年)に日本電気協会が3月25日を「電気記念日」と定めました!(^^)!
弧光灯とは、アーク灯ともよばれます。一般庶民が初めて電灯をみたのは、明治15年11月1日。
電灯の高さ5丈(15m)、ローソク4000本分の明るさだったそうです(≧◇≦)
アーク灯というのは、バッテリーを使うので、いわば「携帯式」の電灯です。
電線を使って固定式の電灯とは異なります。
現在発電方法には、火力、水力、原子力などがありますが、
日本で最も多くの電力を生み出している火力発電には、
石油、天然ガス、石灰などの化学燃料が使われてます。
日本の電気の8割以上は火力発電に頼っています。
<火力発電の基本原理>
火力発電の基本的なしくみは、燃料を燃やしてお湯を沸かし、その蒸気の力で
蒸気タービンを回転させて電力を発生させます。
家庭のコンロでお湯を沸かす場合、やかんの口が小さければ小さいほど、
湯気が勢いよく飛びだします。この「湯気の力(=圧力)」を使って風車を回すイメージです(^-^)
<火力発電の基本構造>
蒸気タービンを回転させた後の蒸気は、復水器で冷やされて水に戻り、
またボイラー内に送られて蒸気へと変わるという動きをくり返します。
復水器の水を冷やすために大量の水が必要なため、火力発電所は比較的
海に近い場所に設置されています。
火力発電は、燃料の量を変えることで発電量を調整することができます。
季節や時間帯によって変動する電力消費に対して発電する役割を担っています。
アーク灯、つまり電灯が日本の公共の場で初めて灯されてから140年。
明治以降、電気は私たちの生活には欠かせないものになり、
今では電灯を始めとした電化製品や、それを動かす「電気」はなくてはならない存在になりました(^-^)