太陽光発電が7割の電力需要を賄いました
こんにちは(*^▽^*)
2017年5月24日(水)に、日本経済新聞に九州電力管内が、太陽光発電が7割の電力需給を賄えたと記事が出ました。
太陽光発電の導入量をもとにして理論発電量でみると、イタリア電力需要全体の7.3%を太陽光発電が賄える状況になってますし、ドイツも電力需要全体の4.9%を賄うことができる太陽光発電設備が、既に設置されています。
ちなみに、中米の国ホンジュラスは、電力需要全体の12.5%を賄えるだけの太陽光発電が導入されているそうです。
☆需給バランスが崩れないように要注意☆
電気は需要と供給のバランスがうまく取れないと、最悪の場合は停電になってしまうこともあるからです。
太陽光発電や風力発電のような変動電源の割合が大きくなり過ぎると、需要と供給のバランスを取ることが難しくなってしまうため、そこを調整できなければいけません。
出力制御は太陽光発電を発電しないようにすることで、太陽光発電の電力を調整する方法の一つです!
電力を調整する手段は出力制御の他にもたくさんありますので、ご紹介します(∩´∀`)∩
その1.「貯める」!
●電気として貯める(^^)v
太陽光発電の電気を蓄電池に貯めておき、夜間や天気の悪い日などに使う。
最近は電気自動車に内蔵された蓄電池を活用することもできます(‘◇’)ゞ
●電気以外のエネルギーとして貯める(^^)v
例えば、エコキュート(*´з`)
エコキュートは、電気でお湯を沸かし、タンクに貯めておきます。
その2.「使う」!
●発電した地域で使う(^。^)
電力の需要と供給のバランスを取るために、発電した地域で電気を使う量を増やし、うまく使い切るという方法もあります!
●発電した地域から離れた場所で使う(*^^*)
発電した電気を関西や中部、関東といった莫大な電力需要をもつ地域に電気を送り込むことができれば、供給が多すぎて困るという事態を避けるとこができます。
2015年4月に「電力広域的運営推進機関」という組織が発足し、広域で電力の需給バランスが取れる体制になってきています。
世界的規模で、再生可能エネルギーの存在感が増えてきました(^^♪
発電量が変動するという課題があるなら、その課題をどのように克服して活用するのかという考え方が必要だと思います。
今後、再生可能エネルギーは間違いなく基幹電源としての役割を担うことができるようになるでしょう(*^▽^*)