2月20日は歌舞伎の日
こんにちは(*´▽`*)
今日は、歌舞伎について少しご紹介をさせて頂きます。
◆1607年2月20日に出雲の阿国が江戸城で将軍徳川家康や諸国の大名の前で
初めて歌舞伎踊りを披露したことに由来します。
◆1603年に京都四条河原で出雲の阿国が歌舞伎踊りを始めたのが歌舞伎の
発祥とされています。
◆今でこそ歌舞伎といえば男性が主役となるイメージですが、歌舞伎の原型を作ったのは
女性でした。
【歌舞伎のストーリーってどんな内容】
※歌舞伎で芝居の要素が強い作品を「狂言」と呼びます。
●「時代物」・・・江戸時代よりも古い時代の物語。平安時代の貴族や
戦国時代の武家社会など。
主な作品:「国性爺合戦」「菅原伝授手習鑑」
●「世話物」・・・江戸時代の庶民の暮らしや世相、風俗をテーマにした物語。
主な作品:「曾根崎心中」「東海道四谷怪談」
●「舞踊」・・・「所作事」とも呼ばれる舞踊を中心とした作品
主な作品:「娘道成寺」「藤娘」
●「新歌舞伎」・・・明治時代以降に作られ、西洋の文化にも触れているもの。
主な作品:「一本刀土俵入り」「修善寺物語」
【歌舞伎のメイクについて】
※白塗りに赤などの線を入れた「隈取り」と呼ばれるものです。
初代市川團十郎が初めて隈取りを行ったといいます。
顔の血管や筋をオーバーに表現することで、観客にもわかりやすくしました。
<隈取りは色によっても意味が異なるのだとか>
●「赤」・・・赤は正義を表し、荒事の主人公によく使われます。
感情があらわになっている状況です。
●「青」・・・藍色ともいわれ、悪役を表します。血も涙もない・・・というように
極悪人には赤ではなく青い血が流れているという由来です。
●「茶」・・・妖怪を表します。人間ではない不気味な存在のものを指しています。
簡単ですが、歌舞伎についてご紹介させて頂きました。(*^。^*)