平成28年度の売電価格「案」が決定!
こんにちは(‘ω’)ノ
今日は、平成28年度の売電価格についてご紹介します!
2016年2月22日に国の有識者会議が開かれ、来年度(平成28年度)の売電価格案が決まりました。
今年度(平成27年度)の売電価格に間に合わなかった人は、こちらの売電価格になります!
今年度(平成27年度)と比べて、住宅用では2円、産業用では3円下がりました。
まだ「案」の段階ですが、おそらく「案」どおりになるのではないでしょうか。
「太陽光発電の売電価格が今年も下がった」というニュースの見出しだけを見て、毎年勘違いする人がいますが、既に太陽光発電を買った人には関係ない話です。
固定価格買取制度という名前からもわかるように、一度買ったら、住宅用なら10年間、産業用なら20年間、ずっと同じ固定の価格で売電することができます(‘◇’)ゞ
売電価格はいろいろ前提条件をもとに算出されます。
上記の前提にもとづいて計算してみると、今年度(平成27年度)のIRR(内部収益率)は、3.32%~3.48%となります。
一方、来年度(平成28年度)のIRRは、3.32%~3.48%と、平成27年度よりも高いIRRになっています。
IRR(内部収益率)について簡単にご説明します(^-^)
最初に、あなたが友人に100万円を貸したとします。
友人は毎年、利息としてあなたに1万円払ってくれました。
5年後には、利息と一緒に、元本の100万円も返してくれたとします。
この場合、IRRは1%となります(^^)/
元々、住宅用太陽光発電では、IRRが3.2%になるように売電価格が設定されていましたが、平成28年度の売電価格案を見ると、これまでよりも優遇された売電価格になっているわけです(*ノωノ)